古い切手で高価買取が期待できるものは?

切手の状態が良いもの

古い切手のなかでも、状態の良いものは高値での買取が期待できます。切手の状態が良いというのは、シミや日焼け、折り目や汚れがなく、切手の目打ちがしっかりと残っているもののことです。また状態の良い切手のなかでも、特に目打ちが残った切手はコレクターの間で重宝されます。古い切手の場合は、バラの切手よりも、シートで目打ちが残っている切手のほうが高値で取引されるでしょう。保管状態を良くして、キレイなままで売却してください。

発行枚数が少ないもの

昔の切手というと、つまり現在は発行されていない切手のことです。切手買取に限ったことではありませんが、市場は需要と供給のバランスで成り立っています。流通量が少ない切手は需要が大きくなりやすいため、高く買い取ってもらいやすくなります。そもそも当時でさえ発行された枚数が少ないタイプの切手であれば、想像以上の高値で取引されるケースも。たとえば、エラー切手は世の中に出回ることが少ないため、特に高額で取引される種類の一つです。

珍しい消印が押されているもの

古い切手というと、郵便局の消印が押された使用済みのものを保管しているコレクターも少なくありません。使用済みの切手は価値がないと感じる人もいるでしょう。しかし、実は押された消印の種類によって思わぬ価値が付けられることもあります。特に切手発行当日の消印が押されたFDCと呼ばれる切手は価値が高く、コレクターの間でも人気です。古くて使用済みのものでも、まれに希少価値が付く可能性もあるため、まずは買取業者に見せることをおすすめします。