使用済み切手を売るコツと注意点
消印の種類がわかるように切り取る
高価買取の対象である使用済み切手は、希少性が高いものが価値につながります。また、使用済み切手の消印は時期や場所によって付加価値が付きます。そのため、使用済み切手を売る際は、消印の種類がわかるように切り取ることが重要です。切手の枠内に収まるような満月印が理想なので、消印自体に価値があることを考慮すると、やはり種類がわかるようにしたほうが良いでしょう。消印の全体を囲むように、切手の周りを切り取るのがコツです。
切手を封筒やハガキから剥がしておく
封筒や郵便ハガキに貼られていた使用済み切手は、ぬるま湯につけて剥がすのがおすすめです。以前は、わざと水につけると破れやすい用紙を使用していたこともありましたが、現在では切手の貼り間違いや切手コレクターのことも意識し、簡単に水で剥がせるようにした切手が主流になっています。高価買取には保存状態が左右されるため、使用済み切手を売ろうと検討している方は、正しい水はがしの方法をマスターしておきたいところです。
保存状態が悪いと買取価格が下がる
使用済み切手は「保存状態が悪いと買取価格が下がる」ことを覚えておきましょう。たとえば、もっとも高額だと言われる赤猿の場合、状態が良好だと10万円程度であるのに対して、ボロボロの状態だと1~2万円程度に下がってしまいます。また、シート切手であれば切り離さずにそのままシートの状態で買取に出すようにしてください。もちろん、バラにしても切手は買取不可にならないものの、シート切手のほうが買取価格が高くなる傾向にあります。