プレミア切手とは

主に昭和30年代以前の切手

プレミア切手の基準の一つとなるのが、切手の発行時期です。何十年も前の切手でも、時期によっては額面どおりにしかなからないものもあります。昭和30年代前半以前のものであれば、プレミア切手である可能性が出てきます。ただし、昭和30年代後半から切手ブームが到来するため、その頃から発行された切手は特別な値打ちにならないことがほとんどです。ブーム以前に発行された切手なら、高額買取を期待できるかもしれません。

プレミア切手の価値は変動する

取引される切手の価値は一定ではなく、時代や需要によって変動します。特別な価値があるのは古いからではなく、高いお金を払ってでも欲しい人がいるからです。ブームの時代では需要が高かったものでも、現代では価格が下降しているものも少なくありません。また、ブームから長い年月が経過し、コレクターの数も減ってきています。買い手が少なくなれば価値も落ちてしまうため、処分を検討している方は、早めの売却をおすすめします。

一般的な切手の相場

特にプレミア判定のない普通の切手は、基本的に額面どおりの価値として扱われます。古い切手でも郵便に使えるため、額面未満の価値に下がることはありません。しかし、買取業者に売却する場合は、業者も自社の利益を乗せる必要があります。10円の切手を額面どおりで買い取って、そこで利益を乗せて販売してしまっては、わざわざ購入する人はいないでしょう。業者に引き取ってもらう場合は、基本的に価格が額面未満になることは頭に入れておきましょう。